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ecoLiko講座

環境戦隊リコレンジャー提供でお届けする「ecoLiko講座」です。

産業革命以降の発展は、化石燃料というエネルギー資源の恩恵による人類の発展の歴史でした。化石燃料には限りがあります。 今回は、エネルギー資源の利用の実態を振り返ってみます。

Lesson16
エネルギー消費の実態

人類の進歩はエネルギー利用の歴史?

人類は、地球上の生物の中で唯一「火」を扱うことによって、文明を開き、産業・経済を発展させてきました。人類は、長い間、自然界のごく一部、主として薪 炭、水車、風車、家畜などを利用し生活してきました。人類とエネルギーの歴史にとって、大きな転換点になったのが、18世紀の産業革命です。蒸気機関の発 明などにより、化石燃料をエネルギーとして大量に利用することによって、 人類は産業・経済の飛躍的な発展を達成することができました。私たち人類は、いま、エネルギーの大量消費時代に生きているのです。

エネルギー消費の現状

世界のエネルギー消費量は、着実に増え続けています。北米・欧州などの先進国が半分以上を消費していますが、その増加率は比較的低い伸びになっています。一方、途上国の消費量は現状では小さいですが、中国や他のアジア諸国などの人口増加と工業化の進展などから、その増加率は大幅な上昇が続いています。
日本のエネルギー消費量は、第一次石油危機(1973年)ごろまでは産業部門を中心に大きく増加してきましたが、1980年代半ば以降は民生部門(家庭部門・業務部門)と運輸部門を中心に増加しています。家庭におけるいっそうの省エネ対策が必要です。

"資源は有効"であることを改めて認識しよう

このようなエネルギーの大量消費は、地球温暖化などの地球環境問題に大きく影響を与えるだけでなく、22世紀には化石燃料の枯渇という危機が表面化してくることにもつながります。
化石燃料資源量に関する指標には、確認可採埋蔵量可採年数がよく使われます。2005年末現在の可採年数は41年しかありません。
現在のペースで消費量の拡大が続いていくと、21世紀中に資源が不足し、利用できなくなる可能性があるとの説もあります。今後、資源開発努力によって可採年数は伸びる可能性もあります。しかし、いずれにしても、地球上に存在する資源は有効であることを改めて認識し、エネルギー消費の低減策を推進していかなければなりません。

確認可採埋蔵量とは?

石油やガスなどの資源が地下に存在する量を埋蔵量といいます。そのうち、資源の所在が明らかで、現在の技術で採掘でき、その採掘が経済的に見合うという条件を満たす埋蔵量のことを確認可採埋蔵量と呼んでいます。

可採年数とは?

ある年の確認可採埋蔵量(R:reserve)を、その年の生産量(P:production)で割った値のことで、通常R/Pで表されます。
現状のままの生産量で、あと何年生産が可能であるかを表している値のことです。したがって、新しい油田、ガス田が発見されたり、生産量が少なくなったりすると、可採年数は増えることになります。

出典:東京商工会議所編「改訂版 eco検定公式テキスト」P76~77

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