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ecoLiko講座

環境戦隊リコレンジャー提供でお届けする「ecoLiko講座」です。

いま地球上では、かつてないスピードで種の絶滅が起こっています。 今回も、前回に引き続き、その原因と生物多様性を育む自然環境について考えます。

Lesson15
生物多様性と自然環境の崩壊(2)

野生生物種減少の影響は?

わたしたちの生命や生活は、生物の多様性によって支えられています。たとえば、現在、世界で処方されている医薬品の約40%が自然界から得られた原料を使用し、また熱帯林からは難病とされていた病気の特効薬が数多く発見されています。その他、食糧、資源、原材料など、生物多様性から得られる恵みは人類にとっての財産です。
また、もっと根源的な影響として、生命誕生から続く長い進化の歴史の中で創り営まれてきた生態系に、どのような影響が及ぶか計り知れないということです。人類や地球の自然環境にとって、具体的にどのような負の影響が及ぶか、科学的に予測することは困難です。しかし、いったん絶滅した生物種、崩壊した生態系は、人間の力では再生は不可能であるとの認識が大切です。

生物多様性の保全に対する取り組み

国際的な取り組みとしては、1975年にワシントン条約で絶滅危惧種の国際取引が規制され、1971年のラムサール条約により水鳥とその生息地である湿地の保護が定められました。さらに、1993年には、生物多様性条約が発効し、生物の多様性を保全する取り組みがスタートしています。日本は、ラムサール条約に1980(昭和55)年に加入しました。現在、北海道の釧路湿原、霧多布湿原、クッチャロ湖、宮城県の伊豆沼・内沼、新潟県の佐潟、石川県の片野鴻池、千葉県の谷津干潟、滋賀県の琵琶湖など13ヶ所が登録されています。
1993年にはワシントン条約に対応し、「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律」が施行されました。絶滅のおそれのある種を国内希少野生動植物種として、計73種を指定しています。また、国際的に協力して保存の必要性のある種を国際希少野生動植物種として、2004年(平成16)年末現在、667分類群を指定しています。また、2002年に策定された「新・生物多様性国家戦略」にもとづき、生物多様性の保全に向けた総合的な取り組みが進められています。

自然環境保全地域の指定

「生物多様性」とは、文字どおり、生態系、生物種、遺伝子などを含み、地球上に生存する生命の多様さと、自然環境の豊かさを表しています。約39億年前に、地球上に生命が誕生して以来、長い進化の歴史の中で現在の生物多様性が築かれてきました。この生物多様性が崩壊するということは、単に生物の種類が減少するという数字の上での問題ではなく、生物間の相互補助関係、相互補完関係、つまり生態系の崩壊の危機をはらんでいます。
産業革命以降、人類は急速な発展をとげ、豊かさを築いてきましたが、生物としての人類にとって不可欠の生存基盤は、この生物多様性に支えられています。人間が生活していくうえで不可欠な資源、衣食住、医薬品、産業用原材料なども、生物多様性の恵みによって与えられているのです。

自然公園の指定

野生生物種減少の原因には、地球環境問題である地球温暖化、酸性雨、森林破壊、砂漠化、海洋汚染などが関係しています。そして、熱帯雨林減少の原因である非伝統的な焼畑耕作、薪炭材の過剰伐採、過剰放牧、不適切な商業的伐採、森林火災などが影響しています。
野生生物種減少の背景には、森林破壊、砂漠化、の進行と同様に、開発途上国の貧困や急激な人口増加、より豊かな生活の追求などがあります。

自然再生の推進

野生生物種減少の原因には、地球環境問題である地球温暖化、酸性雨、森林破壊、砂漠化、海洋汚染などが関係しています。そして、熱帯雨林減少の原因である非伝統的な焼畑耕作、薪炭材の過剰伐採、過剰放牧、不適切な商業的伐採、森林火災などが影響しています。
野生生物種減少の背景には、森林破壊、砂漠化、の進行と同様に、開発途上国の貧困や急激な人口増加、より豊かな生活の追求などがあります。

出典:東京商工会議所編「eco検定公式テキスト」P52~53

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