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環境戦隊リコレンジャー提供でお届けする「ecoLiko講座」です。
”わたしたちの地球”は、地球上に存在するすべての人々や野生動物のかけがえのない住みか(棲みか)です。その地球環境に最も影響を与えているわたしたちの役割について考えましょう。
Lesson18
地球は誰のものか…環境問題における私たちの役割 その2
野生生物・自然の存在意義を理解する
わたしたちが地球環境問題に対して取り組んでいくにあたっては、自然と人間のあり方や自然に対する関わり方などの基本的な考え方や姿勢を明確にし、認識を共有しておく必要があります。
人間だけでなく、地球上のすべての生物種、生態系はもちろん、自然を含め、人間の都合のみで破壊してはならないということです。何世代もの進化により地球環境に適応して生きている野生生物にとっても、かけがえのない地球です。地球上の食物連鎖のトップに君臨している人間こそ、野生生物が構成する生態系を守る責任があるのではないでしょうか。
日本人は、伝統的に自然を畏れ敬い、自然と協調、共存し、季節に情緒を感じながら生活してきました。日本人が伝統的に持っているこのような自然観・季節感を通して、自然の存在意義も理解できるのではないでしょうか。
現世代のつけを将来世代に払わせてはならない
地球は、わたしたち現世代の人間だけのものではなく、わたしたちの子供や孫の世代を含む未来のすべての世代の生存に対して責任があるということを認識しなければなりません。たとえば、埋蔵量が有限である化石燃料資源を使い尽くしてしまえば、将来世代はその資源を使えなくなってしまいます。長い人類の歴史の中で、現世代とその前後数世代だけが、資源を独占してしまってよいのでしょうか。また、わたしたちが地球環境を破壊してしまえば、わたしたちが加害者、将来世代は被害者という関係になります。将来世代には責任がないにもかかわらず、過去世代から与えられた不利益を被って生活していかなければなりません。現代に生きるわたしたちは、地球環境を破壊したつけを将来世代に払わせてはなりません。(世代間公平の考え方)
資源・エネルギーは有限
地球環境問題で明確に認識しておかなければならない事項は、地球に存在する資源・エネルギーは有限であるということです。現代の経済成長を優先して資源・エネルギーを使い尽くせば、やがて枯渇し、その資源・エネルギーから享受していた恩恵は消失するわけです。そして、それ以降の将来世代の利用可能性が否定されることになります。
私たちは「宇宙船地球号」という大きな船の舵取りを慎重に判断して方向を定め、進んでいかなければなりません。資源・エネルギーが有限であることを生活の中で実感するのは困難ですし、正当な料金を払って電気やガソリンを使うという個人の自由を自ら制限するのは簡単ではありません。しかし、資源・エネルギーは有限であるとの認識をもち、簡単に言えば“もったいない精神”を常に意識し、資源のリサイクル、エネルギーの節約に努めましょう。
環境問題は実感が難しい地球規模の問題であるだけに、わたしたちは自立的に地球環境の現状を理解し、意識を持ち、行動していかなければなりません。わたしたち一人ひとりは、地球上に住む人間を含むあらゆる野生生物、自然環境に対して、しかも現在だけでなく未来に対しても果たさなければならない重い責任を負っているのです。
出典:東京商工会議所編「改訂版 eco検定公式テキスト」P80~90















































